心筋梗塞

心筋梗塞は心臓病の虚血性心疾患。症状、治療は?

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心筋梗塞

心筋梗塞という病気

心筋梗塞は、心筋(心臓を動かす筋肉)に酸素を含んだ血液を運ぶはずの血管がつまり、極度に狭窄したためにその部分よりも先に血液が流れなくなったことで、心筋が、も はや回復不可能なまでに破壊されてしまう疾患です。

心筋梗塞の特徴的な症状は、前胸部の長く続く痛みです。痛みの持続時間は20分から数時間にわたります。安静にしても、なおりません。ニトログリセリンでも改善しません 。狭心症でも同じように胸に痛みがありますが、狭心症の場合は、3分から15分程度でおさまり、安静にすることや、ニトログリセリンによって回復します。

そのほか、心筋梗塞では、顔面蒼白、冷や汗がみられます。不整脈が出やすく、意識障害や嘔吐がときおりおこります。

心筋梗塞は、その半数がまったく突然に起こります。あとの半数は、狭心症が発展して心筋梗塞にいたったものです。狭心症から発展したような場合、心筋梗塞の発作の数週 間から1ヶ月程度前にそれらしき兆候が現れます。たとえば、狭心症の回数が増えた、以前よりもほんのちょっとしたこと(簡単な動作)で狭心症が起こった、労作狭心症から 安静狭心症になった、ニトログリセリンが効かなくなった、といった変化があらわれた場合には、注意が必要です。

心筋梗塞の発作が起きたら、時間が勝負。ただちに救急車を呼び、「冠動脈疾患集中治療室」(CCU)がある病院へ入院させましょう。

心筋梗塞の症状--胸痛

心臓を動かす筋肉である心筋に酸素を運ぶ血管がつまり、心筋が回復不可能なまでに破壊されるのが、心筋梗塞です。急性心筋梗塞の発症は、男性では50代後半がピークで、 女性では60代前半がピークとなります。男女比は、約3.5:1と、男性のほうが圧倒的に多数です。

心筋梗塞の症状でもっとも特徴的なのは、胸の痛み(胸痛)です。

*ただし、一部に胸痛がまったくみられない心筋梗塞もあります。これは特に70歳以上の高齢者にその傾向があり、「無症候性心筋梗塞」、あるいは「無痛性心筋梗塞」と呼 ばれます。

心筋梗塞の胸痛の特徴

胸を締め付けられるような痛み、あるいは胸に火ばしや焼きごてを当てられたような激しい痛み、と表現されることがあります。狭心症と比べて激しく、長く、耐え難い痛み であることが多いようです。痛みというよりも、背中から前胸部に向かって何かが走ったような・・・押しつぶされるような苦しみ、と訴える方もいらっしゃいます。

狭心症と大きく異なることは、狭心症の場合は、ニトログリセリンで痛みがおさまるのに対して、心筋梗塞の場合は、ニトログリセリンの効果がないということです。また、 労作狭心症との違いとしては、心筋梗塞の場合は、何か運動がきっかけで発作が起こるということではなく、また安静にしていても胸痛がおさまらないということです。

そのほか、持続時間が、狭心症の場合は数分から長くても15分程度であるのに対し、心筋梗塞は短くて10分以上、たいていの場合、1時間から2時間、さらには翌日まで持ち越 されることさえあります。